いきいき生活 ~健康編~ 口臭と口腔ケア
日頃から気を付けていたい〝口臭〟と〝口臭ケア〟
更年期女性との深い関係性があります。
40歳くらいから急に口臭が気になるのも加齢臭一つ。
加齢によって口の周りの筋肉が衰えてくると唾液の量が減り始めます。
また、パソコンやスマホに夢中になり、うつむいた姿勢で長時間過ごしていると、口の中がカラカラになっていた、という事も。
口臭の種類
「生理的口臭」「病的口臭」「外因的口臭」「心因的口臭」4つに分けられます。
このうち、生理的口臭については、健康な人でも発生し、家でのセルフケアで予防できます。
口臭の原因
お口の中の細菌
更年期による女性ホルモンの低下
↓
唾液の分泌が減少
↓
口の中が乾燥(ドライマウス)し、細菌が増えてしまいます。
舌の上にある、白いコケ状の付着物(舌苔)が、口臭の原因となるガスを発生させます
予防
口の中はいつも潤いを与えておく。
歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシも利用して使う。
セルフチェック
次のような症状があったら、歯周病の可能性があります。
- 朝起きたときに、口の中がネバネバする。
- 歯みがきのときに出血する。
- 硬いものが噛みにくい。
- 口臭が気になる。
- 歯肉がときどき腫れる。
- 歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた。
- 歯がグラグラする。
また次のような方には、歯周病が起こりやすいことが知られています。
- 45歳以上の方
- 喫煙者
- 妊娠中
- 糖尿病にかかっている方
- 歯みがきの悪い方
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト参照
唾液マッサージ
加齢により分泌能力が低下したり、服用薬の影響で口が乾きやすくなります。マッサージをして唾液の分泌を促しましょう。
a. 耳下腺への刺激
人差し指から小指までの4本の指を頬にあて、上の奥歯あたりを後ろから前へ向かって回す。(10回)
b. 顎下腺への刺激
親指を顎の骨の内側の柔らかい部分にあて、耳の下から顎の下まで5ヶ所くらいを順番に押す。(各5回ずつ)
c. 舌下腺への刺激
両手の親指をそろえ、顎の真下から(各5回ずつ)手を突き上げるようにグーッと押す。(10回)
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト参照
「女性ホルモンを増やす食べ物」組み合わせ
イソフラボン
女性ホルモンの話題になると出てくるキーワードが、大豆に多く含まれている
そのイソフラボンが体内に入るとエクオールという成分になり、女性ホルモンに似た働きをするため、注目を浴びている。
納豆+発酵食品で、効率的に女性ホルモン作用を後押し!!
イソフラボン豊富な 納豆 + 腸内環境を整える働きのある発酵食品のキムチとチーズ
鉄分(小松菜。実はほうれん草より、鉄分は豊富)
月経のある女性は、どうしても鉄が不足しがち。
鉄は、造血に必要な成分があり、体内に酸素を運ぶ働きがある。不足すると、疲れやすくなります。
いちじく
エストロゲン 女性ホルモンと同じ働きをする。
カルシウムは、果実の中でも上位にくる。
お口からはじめる全身のアンチエイジング
歯が健康だと、美味しく楽しく食べれる。
しっかり噛める。 食べ過ぎにブレーキ、脳の血流が増加して、いきいき活性化する。
唾液は、若さを保つ
唾液を増やす方法
★水分補給・・・体内の水分量が減ると、唾液の量も減ってしまいます。
★ガムをかむ・・・ガムを噛むことにより唾液腺を刺激して、唾液の放出を促進します。
★舌を動かす・・・あいうべ体操など、意識してする。
★しっかり、噛む・・・食事の際は、しっかり時間をかけて、噛む
うまく〝臭い〟を伝える方法
ストレートに伝えることは、絶対にNG!
「今日、口臭いよ」、「昨日、何食べた?口が臭いよ」
〝間接的に〟〝さりげなく〟が、ポイント!
自分の口臭を気にするふりをして、相手にもつたえる?
「私の口臭い?昨日、ニンニク食べちゃって。あなたも、そういう事ある?」
日ごろからの心がけを忘れないよう、気を付けてチェックしましょう。
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